社長との世間話から始まった。時計事業に将来性を感じている 「時計といえば稲野邉」は、今後も事業拡大に力を注ぐ。

稲野邉 茂 (第2営業部 統括ストアディレクター/時計事業担当講師

稲野邉 茂 (第2営業部 統括ストアディレクター/時計事業担当講師

1999年 ビジョナリーホールディングス入社、藤沢店に配属。2002年 茅ヶ崎店で店長となり、その後、平塚徳延店、海老名店などで活躍。2007年 藤沢南口店でエリアリーダー、2013年 厚木大通り店店長・地区長を経て統括ストアディレクター。2014年 時計修理電池交換を開始、全国拡大の立役者となる。

「『時計といえば稲野邉』なんて言われるようになるとは考えてもいなかったですよ」と笑うのは、時計事業担当の稲野邉さんです。ビジョナリーホールディングスは「自分の思いが実現できる会社」と語る稲野邉さんに、時計事業や会社の魅力について聞きました。

まさか自分が時計の電池交換をやることになると思わなかった

稲野邉 茂 (第2営業部 統括ストアディレクター/時計事業担当講師

私は今、社内で「時計といえば稲野邉」と言われる存在のようです。

現在、ビジョナリーホールディングスの全店舗で時計の電池交換・修理を行っています。
しかし、信じられないかもしれませんが、これは本当に
「世間話から始まった」
のです。

2014年、私は厚木大通り店の店長で、ミーティングの後、社長と世間話をしていました。

私が
「メガネ(眼鏡)屋は時計の電池交換もするというイメージを持っているご年配の方がいて『時計の電池交換して』と、当然のように言ってくるんですよ」
と笑ったら、

社長は真顔で
「じゃあ、時計の電池交換を事業として始めてみたら?」
と言ったのです。

「あれは社長の冗談だ」と思っていました。
ところが数週間後、会社から「時計の電池交換技術の研修に来てください」と呼ばれて、

「え、あれって本当だったの!?」

とビックリしました。

稲野邉 茂 (第2営業部 統括ストアディレクター/時計事業担当講師

とにかく研修を受け、何とその翌日から厚木大通り店に「時計の電池交換できます」というのぼりを出して電池交換を始めました。

「お客様の大切な時計を傷つけてしまったらどうしよう…」
と、緊張しながら最初のお客様に対応したことを覚えています。

研修は厚木大通り店の私以外に、新小岩店と八重洲店のスタッフも参加し、時計の取り扱いはこの3店舗からスタートしました。

相乗効果が見えスピードアップ
時計は全国展開の事業へ向かう

稲野邉 茂 (第2営業部 統括ストアディレクター/時計事業担当講師

時計の電池交換・修理も行うようになって、

「あれ、新規のお客様が増えてきたな」

と感じるようになりました。

「目が良い人も来店するようになった」
「メガネ屋と無縁だった人も来る店になった」

時計の方で来店したお客様が、自分のメガネや補聴器も求めるようになったり、メガネが必要なご家族を連れてきたり、

「かなり相乗効果が出ている!」

と思いました。

私は初心者ながらも、「時計を扱いたい」という店舗のスタッフに電池交換・修理を教える講師を務めていました。

時計を始めて1年ぐらい経った頃でしょうか、社長から「時計を扱う店舗をもっと増やしていこう」と、話がありました。

そこで、毎週本社で行われる会議の前後に勉強会を実施し、時計を扱える店舗を増やしていきました。それから半年ぐらいで、時計を扱える店舗が30店くらいになり、自分としては「なかなか好調」と思っていました。

しかし、社長から「全店でできるようにスピードアップを!」と、きました。

「ああ、時計は全国展開の事業になったんだな」

と嬉しく思いつつ、「まだまだ勉強会の講師も続くなぁ」と腹をくくりました。

自分の思いが実現できる会社でともに楽しみ、頑張っていこう

稲野邉 茂 (第2営業部 統括ストアディレクター/時計事業担当講師

2016年、社長との世間話から時計事業が生まれて約2年、全店舗で時計を扱うようになっていました。2017年からは、全国数十店舗で時計本体の販売もしています。

現在、私は統括ストアディレクターとして神奈川と静岡の店舗管理を行っています。すでに全店が時計を扱えるようになっているので勉強会も一段落し、今は新人研修の中で教えています。
自分が店舗で時計を扱うことは少なくなりましたが、難しい修理を要する時計が「時計といえば稲野邉」に回ってくることがあります。

時計というのは大切な方からの贈り物だったり、親の形見だったりというケースも多々あるため、動くように修理できた時など自分も嬉しいですが、お客様が非常に喜んでくれますので、それも大きなやりがいです。

稲野邉 茂 (第2営業部 統括ストアディレクター/時計事業担当講師

もちろん私は、時計事業を拡大させたいと考えています。
当社はメガネ、コンタクト、補聴器など多数の商品を揃えていますが、「時計」も将来的に商品の一つとして確立できると感じているので、時計事業を大きくするために関わり続けたいと思っています。

私は、新卒者に
「時計事業は昔からあるわけじゃなく、社長との世間話から始まった事業なんだよ」

「皆さんも何か気づいたことがあったら、しっかり声をあげてください」
「声をあげることで、あなたがその事業の担当者になるかもしれない」

と話しているんです。

「入社1年目だって、事業担当になる可能性がある会社」
ビジョナリーホールディングスは「自分の思いが実現できる会社」だと思いますので、当社に興味のある方は、ぜひ一緒に事業拡大を楽しんで、頑張っていきませんか。