働く仲間を知る / 2022年入社 メガネスーパー 大阪エリア 店長
【文系出身、挫折経験あり】若手中心の店で店長を担う覚悟

【文系出身、挫折経験あり】
若手中心の店で店長を担う覚悟

このインタビューのポイント

  • 学生時代の挫折を乗り越え、「やりがいを持てる」販売の道へ
  • 文系出身、苦手なことを克服して、着実にキャリアアップ
  • 20代のスタッフが中心の店舗で、店長として「より良い店舗をつくる」
メガネスーパー  大阪エリア 店長

2022年入社
メガネスーパー 大阪エリア 店長

2022年に新卒入社。学生時代は国際学部で語学を学び、海外留学も経験したが、コロナ禍で帰国を余儀なくされ、後半の大学生活では虚無感に直面。その後”人と関わる仕事”を志し、アイウェア業界に進むことを決意。大阪市内の店舗で販売スタッフ、副店長を経験した後、入社3年目で店長に就任。現在は20代スタッフ中心の店舗をまとめ上げ、口コミ強化や接客改善に注力している。

大学後半の挫折感を乗り越え、選んだアイウェアの道

学生時代後半の2年間は、正直「空っぽ」でした。

コロナ禍によって、やりたいことができず、虚無感、挫折感に包まれていた時期だったと思います。

もともと私は決して勉強が得意なタイプではありませんでしたが、唯一英語には強い関心がありました。高校では英語に専念できる進学コースに進み、勉強優先の毎日を過ごしました。大学も国際学部に進学し、語学や海外文化に触れることに夢中になっていました。

大学を選んだ理由も、充実した留学制度があったから。

念願の海外留学も実現し、オーストラリアで語学学校に通いながら現地生活をスタートさせました。ところがコロナ禍の影響で、半年間の予定がわずか2か月で帰国を余儀なくされてしまったんです。

そこからの2年間は、本当にやりきれない日々でした。サークルにも所属しておらず、授業はすべてオンライン。人との関わりも少なく、ただ時間だけが過ぎていく感覚に虚しさを覚えていました。

就職活動もかなり出遅れてしまいましたが、その中で「人と関わる仕事をしたい」という気持ちが芽生え、とりわけ服飾系の仕事に興味を持つようになりました。

最終的に選んだのは、メガネ業界。

自分自身がメガネをかけていたこと、そしてメガネが“身につけるもの=アイウェア”であることから、服飾に近い関心を抱けると感じました。

空白の2年間、やりきれない日々を乗り越え、ようやく「やりがいを持てる仕事」として販売の道に進む決意を固めることができました。

文系出身の私が抱いた「度数算出」への不安

文系出身の私にとって、メガネ業界の”販売以外の部分”には不安がありました。

特に測定に力を入れているメガネスーパーで、「視力に合ったレンズにする為の度数の算出なんてできるのだろうか」と心配していたんです。

しかし、実際に入社してみると「意外となんとかなる」という感覚がありました。

もちろん勉強や研修を通して知識を身につけていったこともありますが、それ以上に苦手意識のある分野でも「やればできる」と実感できたことは大きな自信につながりました。

正直、不安があったのは測定の分野くらいで、接客に関してはむしろ得意分野。
お客さまのご要望を汲み取り、最適な提案をすることは好きでしたし、自分の強みを発揮できる場面だと感じていました。

入社後は、大阪市内の商業施設内の店舗で販売スタッフとして経験を積み、その後は大型店舗で副店長を任されました。そして半年後には再び今の店舗に戻り、今度は店長として勤務することに。

この1年間は、自分でも驚くほど順調にステップアップできました。思っていたよりも早く店長を任せていただけたことで責任も大きくなりましたが、「お客さまのために」という根本の思いは変わりません。むしろその気持ちが、より強いモチベーションとなって日々の営業に取り組めています。

若年層のお客さまが多い店舗だから、20代中心の体制が強みとなった

私が店長を務める店舗の最大の特徴は、若手スタッフが中心であること。私とSD(ストアディレクター)を含め4名体制で、そのほとんどが20代。

考え方の違いはありますが、お互いを尊敬し合いながら「より良い店舗をつくる」という同じ目標に向かって歩みを進めています。また、営業後に一緒に食事に行くことも多く、仲の良さも店舗の強みの一つになっています。

当店は商業施設内にあるため、ファミリー層、特にご夫婦やお子さまなど、若年層のお客さまが多くご来店されます。その点、ブランドやトレンドへの理解に強い20代のスタッフが中心の店舗色は、接客に大きく活かされていると感じています。

さらに最近は、スタッフ全員で口コミの改善に取り組んでいます。

意識を高めたことで「丁寧に対応してもらえた」といった声をいただく機会が増え、日々の接客がお客さまに伝わっていることを嬉しく感じています。

私自身は、入社してから常にお客さまのお悩みを理解し、期待を上回る解決策を提案すること”を徹底。

メガネは決して安い物ではありません。また、お客さまお一人おひとりの抱えるお悩みも多岐に渡ります。本当に悩んでいる方がたくさんいらっしゃるんです。だからこそ、まずは丁寧にカウンセリングを行い、生活の質がより良くなる為の解決策を様々な角度から提案することを心がけています。お客さまが「メガネスーパーに来てよかった」と思えるように、責任を持って向き合うことが私の接客の信念です。

苦手なものを努力できれば、キャリアが広がっていく

今の私にとって大切なのは、キャリアアップよりもまず自店の成長。最近は再来のお客さまをどのように増やすかを考えています。その為に口コミを強化した甲斐があって、リピーターが少しずつ増えてきました。

現在の20代を中心とする真面目なメンバーであれば、お客さまの満足度をさらに高めながら、店舗の売上向上も実現できると確信しています。

ここまでメガネスーパーで働いてきて、改めて実感するのは、「愚直に努力できる人が必要とされる」ということです。

メガネ・コンタクト・補聴器・加工・測定など多岐にわたる業務の中で、得意不得意は誰にでもあります。それでも、苦手分野にも努力で挑み続けられる人は必ず成長できるし、キャリアを切り拓いていけるはずです。

私自身も「やってみたら何とかなる」を体感してきました。だからこそ、これから入社される方には、臆せず一歩踏み出して頑張ってほしいと思います。

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