【自分らしさを見つけられる】
コンタクト専門店の店長として歩む

大学時代のFCカフェ店で出会った”接客”の楽しさ

今振り返ると、大学1年生から4年間続けたカフェのアルバイト経験が、私のキャリアの原点でした。

もともと何事にも夢中になるタイプで、中学時代はバスケットボール、高校時代はダンスにのめり込み、時間を忘れて打ち込んできました。そんな私が次に夢中になったのが、大学1年生から始めたカフェでのアルバイトです。

そのお店はFC展開をしているカフェで、駅前に構える広めの店舗でした。毎日多くのお客さまが訪れる中で、私は初めて“接客”を経験しました。自分の対応でお客さまが喜んでくれる。その瞬間に「接客って楽しい」と感じたのを今でも覚えています。

大学生のアルバイトが中心の職場だったこともあり、期間限定商品が発売されると「みんなで盛り上げよう」と全員で黄色いTシャツを着て、店内を装飾し、風船を膨らませて雰囲気をガラッと変えて営業したこともありました。普段は落ち着いた店舗でしたが、イベント感を出すことで、お客さまに楽しんでもらえる空間をつくることができました。

結局これも、根底にあったのは「お客さまを喜ばせたい」という想い。せっかく来ていただくなら、1日をよりハッピーに過ごしてほしい。そんな気持ちで取り組んだ結果、当時そのエリアで私の店舗だけが売上を大きく伸ばすことができました。

特別な表彰などはありませんでしたが、仲間と共に一つの目的に向かって取り組み、店舗を活性化できた経験は、今につながる大きな財産となっています。

知識ゼロでもコンタクト専門店の店長になれた秘訣

「いろんなことに挑戦したい」と思っていた私が、なぜ”コンタクト”に惹かれたのか。それは、すごく端的に言うと「その時困っている人をすぐに助けられる」という魅力があったからです。

コンタクトの接客はメガネと違い、”その日のニーズ”が非常に高い商品です。入社当初は、短い接客時間ではお客さまに寄り添うのが難しいのではないかと感じていました。

しかし実際にコンタクト販売に携わる中で、その印象は大きく変わりました。最初に配属された総合店で接客をしていた時は、近くに複合施設があったこともあり「その日、今すぐ欲しい」という需要がとても多かったんです。緊急性の高いお客さまに最適なものをお渡しできた時の「ありがとう」の言葉は、心に”深く響く”ものがありました。

これこそがコンタクト販売ならではの魅力で、私にとって大きなやりがいに繋がっています。

一方で、短時間でお客さまに本当に合うコンタクトをご提案するためには、多様な知識が必要になります。今まで、コンタクトを使ってこなかった私は、医療的な知識はもちろん、度数の理解すら十分ではありませんでした。

それでも成長を続けてこられたのは、頼れる先輩方の存在があったから。店舗の先輩スタッフはもちろん、他店舗のスタッフにも電話で相談できる環境があり、どんなに小さな悩みもすぐに解決することができました。

知識ゼロからでも相談することを徹底した結果、コンタクト専門店の店長というキャリアを築くことができたと思っています。

これからさらに、店舗やエリア全体を盛り上げていきたいと考えていますが、この3年間は本当に多くの方に支えられ、実りのある充実した日々を過ごすことができたと感じています。