「地域限定正社員制度」が始まった。そこには「仕事とプライベートは両輪」という、会社の思想が根底にある
この10月から、ビジョナリーホールディングスでは新制度「地域限定正社員制度」が導入されました。全国転勤可能か地域限定勤務を選べるこの制度ができた理由や背景、また、社員のプライベートや仕事を応援する制度について、人事部に話を聞きました。
働きやすい環境をつくるためにプライベートや家族を重視する
ビジョナリーホールディングスでは、今年(2019年)10月より「地域限定正社員制度」を導入しました。
地域限定正社員制度は、当社の正社員が全国転勤可能か、または地域限定勤務を選べる制度です。これまでは全国転勤可能であることが正社員の雇用条件となっていました。
今回導入した地域限定性写真制度では、一度どちらかを選んだら変えられないのではなく、正社員には1年ごとにアンケートをとって、毎年、選択する機会を設けます。
なぜなら、特に新卒入社時は「もちろん全国転勤可能です」という人が多いのですが、勤続年数が増えるとともに家族や子供を持ち、子供の通園・通学のために転勤が難しいとか、親の介護が必要となり居住地域を離れることができない、などの事情が出てくることもあります。
そういった時期には地域限定勤務を選択し、プライベートも重視した働き方をしてほしいと考えています。地域に根ざした働き方をしたい人は入社時から地域限定勤務を選び、そのエリアを盛り上げる活動をしてもかまいません。
この制度を導入した「会社の基本的な考え方」は、社長からのメッセージを借りますが、
●全従業員の働きやすい環境の追求
●働きやすい環境の提供による、利益の極大化
●全従業員には、できるだけ自宅近くでの勤務を推奨
からです。
例えば、5名のスタッフがいる店舗で、そのうち3名が「子供の運動会を見に行きたい。でも、自分が休んだら店が回らない……」と思っていたとしたら、
社長は、
「運動会の時間は店を閉めて運動会に参加してください!」
と言っています。
それぐらい、「仕事とプライベートは両輪」という考え方が根底にあります。
より両輪を大切にするための1つの方策として、「地域限定正社員制度」を導入したわけです。
各エリアのマネジメントや教育環境が整い、制度導入に至った
なぜ「“いま” 地域限定正社員制度を導入したのか」についてですが、そこにはいくつかの理由があります。
1つは、各エリアのマネジメント、教育体制が整ったこと。
これまでは事業を広範囲に展開し、急速に会社を成長させていたので、正社員の転勤を前提としてエリア拡大をしていました。そのおかげで現在、各エリアで地域を管理するマネージャーや社員教育を担う人材も育ったため、地域限定正社員が活動するに支障がない体制が整ったことがあげられます。
もう1つは、急速に事業拡大をする中で、あるエリアに特化したチェーン店をいくつか傘下に収め、その地域に根ざした働き方をしている人も私たちの仲間になりました。そのため、今後も地域をベースに活躍したいと思う社員が増えたかもしれない、と考えたタイミングでもありました。
それらの背景があって、ビジョナリーホールディングスでは
“いま” 地域限定正社員制度を導入したのです。
そして、この制度に限らず社員の働き方を考える根幹には、
「プライベートも仕事も充実させてほしい!」
という、当社の考え方が基になっています。
「やりたいこと」にチャレンジ
その環境づくりは任せてほしい
「プライベートを充実させてほしい」という面では、
産前産後休業・育児休業も整っていますので、特に女性の方には安心して就業できる環境だと考えています。
「時短勤務でみんなに迷惑をかけているのでは?」などと、少しでも悩む必要はありません。むしろ周りも一体となって、まるで家族のように「安心して育児をしてもらおう」という社風です。
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また、「仕事を充実させてほしい」という面では、
・ジョブローテーション制度
・マルチファンクション制度
といった制度が機能しています。
ジョブローテーション制度は、社員が普段の仕事をしながら、興味がある他の仕事を掛け持ちし、半年間、実務を体験する制度です。
マルチファンクション制度は、普段の業務をしながら、月1回程度、他部署の仕事を経験できるものです。基本的に短期なので、数種類の仕事を掛け持ちすることも可能となっています。
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ビジョナリーホールディングスは本当に、
社員が「こんなことやりたい」という仕事にチャレンジさせてくれる会社です。
でも、社員がやりたいことにチャレンジするには、
充実したプライベート
という生活面での土台も、
チャレンジする能力
を育てる風土も
必要に違いありません。
人事部は今後も、社員がより
「プライベートと仕事を充実させる」
ことができるように、時代の変化に対応しつつ、働く環境を整える努力をしていきます。
ビジョナリーホールディングスの「働き方制度」にご興味のある方は、ぜひ話を聞きにきてください。お待ちしています。